11/18(水) 【You Can Do What You Love】
イグノーベル賞に学ぶ「研究の楽しみ方」
“イグおじさん”による受賞研究解説
面白研究を楽しむだけでなく活かすには?
オリジナルなテーマを探している中学生におすすめ

イグ・ノーベル賞とは,「思わず笑えて,そして考えさせられる業績や研究」に与えられる科学賞です。
その選考や授賞式には,ノーベル賞受賞者も関わっており,その本質は実に“科学的”であることがうかがいしれます。
授賞式の日本語配信監修なども務める”イグおじさん”こと,古澤輝由氏(立教大学 理学部 特任准教授・サイエンスコミュニケーター)によるセミナーです。
イグ・ノーベル賞は,本家ノーベル賞と並び,日本人も多数受賞していることで知られています。
なかには高校生の受賞者もいます。
彼らは基本的に,「What You Love」を突き詰めた人たちであり,必ずしも笑わせようとしたわけではありませんし,立派な大義名分のもとに研究を進めたりしたわけでもありません。
僕たちはもっと自由に,好奇心の赴くままに楽しんで研究してよいのです。
彼らの好奇心とそこから生まれた研究を楽しみ,自分自身の好奇心に耳を澄ませましょう。
「学校の理科がちょっとつまらないな」,「自分のテーマを突き詰めたいけど踏み切れないな」と思っている中学生の方に主におすすめします。
すでにテーマをもっている人にとっても,突き詰め方のヒントが得られる機会になるでしょう。
主なアクティビティ
イグ・ノーベル賞を知る
- イグおじさんて誰?
- そもそもイグ・ノーベル賞ってどんな賞?
- 人々を思わず笑わせて考えさせた数々の受賞研究
- ノーベル賞受賞者も参加する授賞式の魅力

©Improbable Research
イグ・ノーベル賞を体験する
- コーヒーをこぼさずに持ち歩く方法?
- 集中すると本当に周りが見えなくなる?
- ペンを口に加えるとハッピーになる?

笑える研究結果を試してみよう
イグ・ノーベル賞で考える
- 身近な疑問や素朴な疑問。どんなものがあるだろう
- それはどうしたら検証できるだろうか。皆で話し合ってみよう

イグおじさん「さあイグ・ノーベル賞を活かすには?」

講師:古澤 輝由(ふるさわ きよし)
その後,日本科学未来館で科学コミュニケーターとしての勤務およびコミュニケーターの育成に携わる。2016年より北海道大学 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)特任助教,2020年より現職。近年では,イグ・ノーベル賞に着目し,「イグおじさん」として教育番組解説や展示監修,授賞式の日本語配信監修なども行っている。節操のないことが取り柄と信じ「まとまりのない経験をまとめて活かす」がモットー。
https://researchmap.jp/kiyoshi.furusawa
- 開催日
- 11/18(水) 19:30~21:00
- 会場
- 市ヶ谷ベースまたはオンライン
- 推奨学年
- 中学1年生〜高校1年生/Grade 7th to 10th
- 参加費
- 税込1,000円
こんな中高生にオススメ
参考になる資料や本
- 2020年イグ・ノーベル賞授賞式(ニコ生)
- 笑う科学 イグ・ノーベル賞 (PHPサイエンス・ワールド新書)
参加者へのお願い
政府・東京都の指導に従い,コロナウイルス対策の為,ご家庭での検温とマスクの着用,入退室時には手指消毒を随時行ってください。会場では常時換気の上,席の間隔を十分確保し余裕を持ってご着席いただきます。
セミナー受講に際しては,手洗い,うがい,マスク着用,咳エチケット等ご配慮をお願い致します。スタッフからもお声掛けさせていただきます。スタッフも必要に応じてマスク・フェイスシールドを着用させていただきます。セミナー受講者の所属・連絡先は全て把握しておりますのでご安心下さい。皆様のご理解とご協力をお願い致します。
当日は参加者の方々が写りこむ形でセミナーの様子を撮影し,その写真や映像/音声を広報目的でインターネット上へ公開する場合があります。ご了承のうえ,お申し込みください。問題がある場合は事前または当日に運営スタッフまでお声がけください。
「才能は社会が育てるもの、
そして活動を通じて社会に還元されるもの」
という趣旨に賛同し、志を同じくする“Senpai”(先輩)達が生徒の活動を支えます。
選考期間を経てManaiへ入学した生徒には“Senpai”がつきます。
“Senpai”は、社会において様々な分野で自分より先を歩むものとして、生徒の活動を導きます。
具体的な“Senpai”の役割として、
- 支援生との交流関係
- 学びの為の財政支援
- ネットワークの提供
“Senpai”は、才能あふれるManai生の成長を見守りながら、様々な国や地域のコミュニティを拡張し、生徒との触れ合いを通じて事業拡大や社会貢献の協働機会を得ることが出来ます。
生徒達にとっても、多感な時期に一緒に悩み、時に助けられた“Senpai”との関係を一生の宝として大切にすることになると信じています。