Manai Institute

Manaiの理念

Do What You Love

人々が自分の好きなことに自由に没頭できる、そんな世の中を実現させることがManaiのミッションです。

かつて人類は自由に行動する権利を獲得するために多くの犠牲を払いました。先人たちの偉業により、ものや地球上の多くの場所で、圧政、封建的な規律、教義・戒律、伝統による制限は無くなり、我々の自由を手に入れたように感じています。しかし今、周囲を見渡すと道徳、集団の約束事、雰囲気、同調圧力により無意識のうちに抑圧され、行動を制限されている人々が数多くいます。

我々を不自由にしている常識、暗黙の了解、同調圧力を取り払い、各々が自らの信念、興味に突き動かされ物事に没頭できるようになった時、我々の本当の意味で自由になったと言えるのだと信じています。

人々が、「学問・仲間・恩師・自己肯定感」と出会う場を創造する

人が真に自由に自らの好きなことを追求できる世の中にするために我々はManaiという学びの場を創ります。学びは人を自由にするための唯一の方法です。学ぶことで人は狭い世界教育や風習、そして雰囲気が作り出す固定観念から自由になり、自分の人生を生きることができるようになるのです。

Manaiが創る学びの場において、人々は多くの学問領域に出会います。そして自らの興味対象を見つけ、また自らの衝動に正直にその学問に没頭する経験を得ます。

Manaiが創る学びの場において、人々は一生にわたる仲間に出会います。協力し、そして時には競い合い、切磋琢磨する関係はその後続く人生の財産となります。

Manaiが創る学びの場において、人々は恩師を得ます。Manaiで出会う年長者達は、物事を教えることに長けている人間とは限りません。自らが学問を徹底的に楽しみ探求活動を絶えず続け、自らの行動で人々を導くことができる人間達です。

Manaiが創る学びの場において、人々は自己肯定感を得ます。本来学校とは物事を教わる場所ではありません。「自分はできる」「自分はそれでよい」という自信と安心を得る場所です。「自分はできる」という感覚こそ人が一見困難なことにチャレンジする原動力であり、「自分はそれでよい」という感覚こそ次にもう一歩踏み出すための精神の土台となるのです。

学びをアップデートさせる

人は没頭からしか学びません。他の物事が見えなくなるほどのめり込んだ時、その過程で最大限多くを学ぶのです。たとえアンバランスであっても、自らの興味対象を徹底的に深く掘り下げ探求することがManaiでは重視されます。

皆が同じ場所、同じ時間に集まり横並びで一方的に知識を得て、それを記憶し試験で再現する。これを繰り返すことでは人は自分の好きなことに没頭できず、自由になるための学びを得ることはできません。そのことを我々は、そして多くの人々は本当は既に知っています。

学びは人を自由にします。人々が心の声に突き動かされ、没頭することで学びを得られるように、そして人々を自由にするために、我々は学びをアップデートしたいと思います。

Manaiの特徴

研究中心の生活

生徒は自らの研究を絶えず行います。

研究を学業の柱としつつ、実験プログラムやワークショップを履修します。
全生徒に共通する時間割はありません。生徒各々が全く異なるスケジュールを組み立てます。研究では自らテーマ設定を行い、Manaiメンター・外部メンターと連携しながら実験を行い、仮説検証を繰り返し、レポート/論文を作成し発表を行います。Manaiでは一 方通行の講義は存在しません。興味と没頭、そしてメンターとのインタラクションを通して最大限の学びを得ます。

外部研究機関・研究者との連携

Manaiは生徒を校舎という箱に閉じ込めません。

Manaiの学びはManaiの施設内では完結しません。生徒は自らの研究に応じて、Manaiと提携・連携する大学等研究機関を訪れ、また最前線で活動する研究者達からメンタリングを得て研究を発展させます。Manaiの生徒達と、Manaiメンター、そして提携・連携する研究者達、これらの網の目のようなネットワーク全体がManaiなのです。

Diversity

Manaiで最も大切にされる価値観が「他者と違っていることを肯定できる」ことです。

違いを肯定するという価値観は、研究において、また研究に留まらず他者と協働して物事を進め、新たな創造を行うための最大の要因となり得えます。国籍に限らず、出身、性別、年齢、そして何よりも考え方が「ごちゃまぜ」である集団それ自体が、生徒の能力を伸ばし、生徒の世界を拡張するのです。

入学後の生活

サイエンスが中心の学生生活

Manaiでは、生徒に共通の時間割は存在しません。

生徒は、自らのスケジュールを学びたい事を中心に個別に最適化して作りあげます。
リサーチを中心に、Manaiが提供するワークショップ、実験プログラム、基礎知識を補うオンライン講座の選択を繰り返しながら日々を過ごします。
時には、リサーチに必要な高度な実験環境を得るために、近隣の大学や研究所を訪問して共同研究を行います。その際には一日中研究をやり続ける時も、週末を使って合宿形式で行う事もあるでしょう。仲間とランチやカフェの時間に、意見交換や議論をし、帰宅後にもオンラインでディスカッションを続ける事もあるかもしれません。スポーツやアクティビティについても、生徒がやりたい事を仲間と一緒に楽しむことができます。

Manaiでは、一日として同じ日はありません。

リサーチ

Manaiでは従来の学校のようにレクチャー中心ではなく生徒のリサーチを中心に学習します。主体的に取り組む行為を通して人は最大限に学びます。没頭することで更なる深みへと探求していく。極める。それが研究である。

あらゆる問題に対して、どの様に分析し、詳しく調べ上げ、仮説を立て、計画し解決を繰り返すか。その深みに達した経験における自己肯定感、創造的思考力 そして問題解決能力が人生を豊かにします。自分が興味の持てるテーマを選び、リサーチを進めるからこそ生徒は主体的に学習し、新しい知識や発見を得て成長します。リサーチを通して得た成果も大切ですが、主体的に学ぶ行為自体に意味があり、レベルの高い教育が出来ると考えています。

革新的なカリキュラム

リサーチ(研究)を通して学ぶ 個別に最適化されたプログラム
単純な知識習得の講座はナシ 生徒が自ら学ぶ環境を提供。

生徒は、Mentorの指導の下自らの研究に日々没頭し、論文を書き上げ発表します。
Manaiは、その研究に必要なあらゆる環境を提供します。
我々が構築する世界中の研究者とのネットワークを最大限活用し、豊富で良質な知識とリソースへのアクセスを確保します。

これらの環境を提供する事により、生徒が自由に没頭できるだけでなく、自分自身を最大限に表現できるようになると考えています。

実験

リサーチの能力を培い、また有用な科学知識を学習するためにManaiでは約100の実験を用意しています。
実験を行いレポートを書くために必要とされる知識は、オンライン講座などを通して学習することができます。
自分が必要とするからこそ自ら新しい知識を取り入れることによって、その科目や分野の必要性に気づき学ぶことが大切だと考えています。

Manaiのメンター陣

Gaku Nagashima
Gaku Nagashima
Concept Director / Mentor

Concept Designer at Manai Institute of Science and Technology
M.S. in Applied Physics from Harvard University
B.S. in Physics from SUNY Stony Brook
At Harvard University as a PhD candidate in applied physics, Gaku worked on the phase transition of water using nanotechnology.
Besides working as Concept Designer at Manai, Gaku practices yoga and plays DJ.

Fred Junghans
Fred Junghans
Research Mentor / Experiment Designer
B.Sc./M.Sc. in Biochemistry from MLU Halle/Wittenberg
Fred’s main expertise in research is molecular biology and oncology. During university his research focused mainly on RNA-biology and microRNAs in the context of cancer progression. Besides research he has gathered extensive experience in private tutoring of Japanese students in science and English.On the side he is interested in kickboxing, yoga and all sorts of crafts.
Cristina Valle
Cristina Valle
Research Mentor / Experiment Designer
University lecturer; mathematics consultant for an IT company
Ph.D. in Mathematics and Information Science from Tokyo Metropolitan University
M.S. in Mathematics from University of Turin
For my Ph.D. I specialised in Algebraic Geometry, with a focus on plane curve singularities.
In my spare time I enjoy hiking and rock climbing.
Ildar Gaisin
Ildar Gaisin
Research Mentor
JSPS research fellow at the University of Tokyo
PhD at Sorbonne, Paris VI
Masters at University of Cambridge in mathematics
B.S. at University of Cambridge in mathematics
Ildar is currently working in arithmetic geometry. In particular trying to link classical number theoretic properties to the geometry of the Fargues-Fontaine curve.
Pavel Prosselkov
Pavel Prosselkov
Research Mentor
Lecturer at Saitama Medical University
PhD in Veterinary Medicine at the University of TokyoCand.Sci. in Biochemistry
MS in Biology and Biology Teaching
Interested in brain, behavior, and evolution
At Tokyo University as a PhD candidate in Veterinary Medicine,
Pavel worked on the evolution of IQ-affecting genes.
Besides working as Lecturer at Saitama Medical, Pavel practices Volleyball, ping-pong and badminton.
Daniel Kambey
Daniel Kambey
Research Mentor
Medical Doctor from Pelita Harapan University, Indonesia
At the University of Tokyo as a Research Student in International Cooperation for Medical Education under the Graduate School of Medicine,Daniel worked on implementing interprofessional education and collaborative practice in healthcare in the Asia-Pacific region.
Besides working as a Mentor at Manai, Daniel also runs a foodie account on Instagram and do career and life consultation.
Alexander Tang
Alexander Tang
Research Mentor
Lecturer at the School of Biological Sciences, University of Western Australia
Ph.D in Neuroscience from University of Western Australia
Stephen Lee
Stephen Lee
Research Mentor
Ph.D Candidate in the Department of Biomedical Engineering at Columbia University. M.S. in Biomedical Engineering from Columbia University
Sarah Kostinski
Sarah Kostinski
Research Mentor
Postdoctoral researcher in the Department of Chemistry at Tel Aviv University
Ph.D in Physics from Harvard University
Da Guo
Da Guo
Research Mentor
Postdoctoral Scholar at Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University
Ph.D. in Neuroscience from University of Tübingen
Josephine Ng
Josephine Ng
Research Mentor
Postdoctoral Scholar at Tufts University
Ph.D. in Molecular Cell Biology from Innsbruck Medical University

入学までの流れ

応募から入学まで

Step1

応募期間 2月1日〜8月中旬

応募はオンラインでのみ受け付けます。所定の応募フォームに記入の上送信してください。大幅な応募者超過の場合を除き、応募者は全員生徒選考制度へ参加します。生徒選考制度参加初日等の詳細事項につきましては、別途応募者へご案内します。

Step2

選考期間の開始 9月

9月から生徒選考期間を開始し、生徒は約半年間、Manaiのカリキュラムに沿って研究を進めます。期間中生徒は達成した成果や実績をもとに評価されるだけではなく、サイエンスに対する情熱によっても評価、選考されます。

Step3

入学者決定 翌年2月末

選考が全て終了し、正式にManaiへ入学する生徒が決まります。入学と同時にサポートをしてくれる“Senpai”が確定します。入学手続き詳細につきましては、選考制度通過生徒へ別途ご案内します。

Step4

入学 翌年4月

第1期生としてManaiへ入学し、4月から約2年半メンターや“Senpai”のサポートの下、研究をスタートします。

応募資格

  • 9月時点で中学校3年生、高校1年生に該当する年齢であること(左記年齢以外の生徒については個別に相談ください。)
  • 東京市ヶ谷のManai Baseに通学ができること
  • 英語でコミュニケーションが取れること
  • Science を用いて自らを表現したいと思っていること
  • 現在の中学、高校に在籍しながら放課後、土日中心に選考に参加することができます。

よくある質問

対象年齢

何歳まで応募可能ですか?
2019年9月1日時点で日本の中学校3年生に在籍、またはそれと同程度の教育課程に在籍している方、または2019年9月1日までにそれらの学校を卒業予定の方、または卒業後高等学校に進学された方、またはそれ以上の年齢の方であれば何歳の方でも応募可能です。

言語

授業は英語ですか?
共通言語は英語になります。ワークショップやメンターとのコミュニケーションも英語で行えることが条件となります。
どの程度の英語力が必要ですか?
外部試験による一定の基準は設けておりませんが、研究はグループで行うことが多いため、グループメイトと英語でコミュニケーションを取る必要があります。また英語でのワークショップに参加したり、英文の科学論文やレポートを読解できるレベルの英語力が必要です。

学費

学費はどのくらいかかりますか?
Manaiには、“Senpai”制度があるため、学費/授業料という考え方はありません。正式入学決定後、運営費寄付を募りますが必須ではありません。また寄付依頼が正式入学後なので寄付の有無・金額が選考に影響することはありません。

選考期間

入学試験はないのですか?
一般的な試験にあたるものは存在しませんが、約半年間の選考期間があります。この半年間、他の中学・高校に所属している生徒は放課後や土曜・日曜を利用しManaiカリキュラムに参加します。他の学校に所属していない生徒は、平日日中も利用しManaiのカリキュラムに参加します。選考期間中の研究の過程の様子や研究成果から正式入学者が選考されます。
選考基準は何ですか?
半年間の研究活動の様子、および研究成果発表をもとに選考を行います。研究活動中の、他者との違いを強みにする力、他者を巻き込む力、逆境の中でも前進する力等、そして研究成果自体を鑑みての総合判断となります。
リサーチをやった事がありません。選考期間中にリサーチの方法から学べますか?
リサーチが初めての方もご応募いただけます。また、選考期間中に行う研究の過程では研究手法に限らず関連する領域について多くを学ぶことになります。選考期間ではリサーチの完成度は選考基準の一部であり、リサーチを行う際の姿勢・取り組み方も重視します。これによりその後のManaiで研究が行えるかどうか、その基礎力を確認します。
リサーチ内容は自分で決めることができますか?
はい。自分の興味、グループでの議論、解決すべき課題へのアプローチを検討し、メンターと相談の上、生徒が選択します。
選考期間は他の学校に通いながらリサーチに参加できますか?
はい。他の中学・高校に所属している生徒は放課後や土曜・日曜を利用しManaiカリキュラムに参加します。
選考に落ちた場合、どうなりますか?
Manaiへの正式入学とはならない為、それ以降のカリキュラムを継続して受講頂くことは出来ません。

メンタリング

メンターはどの様な人がなるのですか?メンターと合わなかった際に交代は可能ですか?
メンターは、生徒の興味のある学問領域などを基に、マッチングします。加えて、外部のメンターを探し、マッチングする事もあります。基本的には交代は行いませんが、特殊な事情が発生した場合には、協議により検討いたします。
メンターにはどのようなことを聞けますか?
メンターは研究を進めるにあたってのあらゆる助言を行います。リサーチの検証・考察から、関連するワークショップの選択、実験プログラムでのレポートに不足している知識補完のためのオンライン講座の紹介など幅広くサポートします。また外部提携機関の調査や関係づくりを手伝うこともあります。
進学や就職についても聞けますか?
メンターは、興味や研究内容に合わせて進むべき進路や研究室への紹介について相談に応じます。心配や悩み事も含めて幅広く相談できる存在です。

カリキュラム

一般的な学校の様な授業はありますか?
同じ場所に1箇所に集まって、同じ時間に、教師が生徒に対して一方通行で知識を伝えるような授業はありません。主軸となる各々のリサーチに関連したものや、また生徒の興味の対象となる内容のワークショップを幅広く設置します。生徒がワークショップを立ち上げられる仕組みも予定しています。
課外活動はありますか?
はい。多くの課外活動を見学や実習含め準備しています。また生徒から発案のあった課外活動をどんどん取り入れていく計画です。
体育や音楽の授業はありますか?
選択制のワークショップとして設置する予定です。
研究はどこでやるのでしょうか?
基本的には東京・市ヶ谷のManai BASEにて行いますが、研究内容によっては提携研究機関や、郊外の合宿所で集中的に研究を行います。

“Senpai”制度

“Senpai”からのサポートが受けられなくなることはありますか?
基本的には、サポートが受けられなくなる事はありませんが、生徒の取り組み状況が著しく適切でないと判断した場合には、“Senpai”対象から外れる事もあります。
“Senpai”には会えますか?
はい。“Senpai”はそれぞれの持つ特性に応じて生徒との接点を持ちます。日常の悩みや疑問にメールやチャットツールで答えたり、リサーチや学びの場で一緒になる事もあれば、実際の研究室や企業でのインターン的な活動、それ以外にも交流の機会を様々に提供する予定です。
“Senpai”にはどのようなことを聞けますか?
“Senpai”の役割は、支援生との交流や学びのための財政支援、ネットワークの提供です。人生の先輩として進路等についても相談ができます。

修了後

卒業はいつになるのですか?
選考期間開始から3年間のカリキュラムとなるため、2019年9月に選考に参加し2020年4月に正式入学する生徒は2022年7月末の修了となります。
​高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)​取得のサポートはできますか?
Manaiの中で受験対策は実施しませんが、関連する情報提供やスケジュールの調整などの希望や相談には随時応じます。生徒のリサーチが中心になるように時間効率を最大化出来るようにスタッフがサポートを行います。

通学

地方からでも入学できますか?
2019年9月生に関しては、基本的には通学可能圏内にお住いの方を対象としています。将来的には、地方や海外の生徒を受け入れられる生活施設を展開していく計画です。
他の提携機関に通学することも出来ますか?
東京・市ヶ谷のManai BASE以外の提携機関等は、常用としてではなく集中的にリサーチに取り組む際や合宿などに使用します。その為、基本的な通学先としては、東京・市ヶ谷のManai BASEになります。