研究中心の生活
生徒は自らの研究を絶えず行います。
研究を学業の柱としつつ、実験プログラムやワークショップを履修します。
全生徒に共通する時間割はありません。生徒各々が全く異なるスケジュールを組み立てます。研究では自らテーマ設定を行い、Manaiメンター・外部メンターと連携しながら実験を行い、仮説検証を繰り返し、レポート/論文を作成し発表を行います。Manaiでは一 方通行の講義は存在しません。興味と没頭、そしてメンターとのインタラクションを通して最大限の学びを得ます。
外部研究機関・研究者との連携
Manaiは生徒を校舎という箱に閉じ込めません。
Manaiの学びはManaiの施設内では完結しません。生徒は自らの研究に応じて、Manaiと提携・連携する大学等研究機関を訪れ、また最前線で活動する研究者達からメンタリングを得て研究を発展させます。Manaiの生徒達と、Manaiメンター、そして提携・連携する研究者達、これらの網の目のようなネットワーク全体がManaiなのです。
Diversity
Manaiで最も大切にされる価値観が「他者と違っていることを肯定できる」ことです。
違いを肯定するという価値観は、研究において、また研究に留まらず他者と協働して物事を進め、新たな創造を行うための最大の要因となり得えます。国籍に限らず、出身、性別、年齢、そして何よりも考え方が「ごちゃまぜ」である集団それ自体が、生徒の能力を伸ばし、生徒の世界を拡張するのです。
「才能は社会が育てるもの、
そして活動を通じて社会に還元されるもの」
という趣旨に賛同し、志を同じくする“Senpai”(先輩)達が生徒の活動を支えます。
選考期間を経てManaiへ入学した生徒には“Senpai”がつきます。
“Senpai”は、社会において様々な分野で自分より先を歩むものとして、生徒の活動を導きます。
具体的な“Senpai”の役割として、
- 支援生との交流関係
- 学びの為の財政支援
- ネットワークの提供
“Senpai”は、才能あふれるManai生の成長を見守りながら、様々な国や地域のコミュニティを拡張し、生徒との触れ合いを通じて事業拡大や社会貢献の協働機会を得ることが出来ます。
生徒達にとっても、多感な時期に一緒に悩み、時に助けられた“Senpai”との関係を一生の宝として大切にすることになると信じています。