対象年齢
- 何歳まで応募可能ですか?
- 2019年9月1日時点で日本の中学校3年生に在籍、またはそれと同程度の教育課程に在籍している方、または2019年9月1日までにそれらの学校を卒業予定の方、または卒業後高等学校に進学された方、またはそれ以上の年齢の方であれば何歳の方でも応募可能です。
言語
- 授業は英語ですか?
- 共通言語は英語になります。ワークショップやメンターとのコミュニケーションも英語で行えることが条件となります。
- どの程度の英語力が必要ですか?
- 外部試験による一定の基準は設けておりませんが、研究はグループで行うことが多いため、グループメイトと英語でコミュニケーションを取る必要があります。また英語でのワークショップに参加したり、英文の科学論文やレポートを読解できるレベルの英語力が必要です。
学費
- 学費はどのくらいかかりますか?
- Manaiには、“Senpai”制度があるため、学費/授業料という考え方はありません。正式入学決定後、運営費寄付を募りますが必須ではありません。また寄付依頼が正式入学後なので寄付の有無・金額が選考に影響することはありません。
選考期間
- 入学試験はないのですか?
- 一般的な試験にあたるものは存在しませんが、約半年間の選考期間があります。この半年間、他の中学・高校に所属している生徒は放課後や土曜・日曜を利用しManaiカリキュラムに参加します。他の学校に所属していない生徒は、平日日中も利用しManaiのカリキュラムに参加します。選考期間中の研究の過程の様子や研究成果から正式入学者が選考されます。
- 選考基準は何ですか?
- 半年間の研究活動の様子、および研究成果発表をもとに選考を行います。研究活動中の、他者との違いを強みにする力、他者を巻き込む力、逆境の中でも前進する力等、そして研究成果自体を鑑みての総合判断となります。
- リサーチをやった事がありません。選考期間中にリサーチの方法から学べますか?
- リサーチが初めての方もご応募いただけます。また、選考期間中に行う研究の過程では研究手法に限らず関連する領域について多くを学ぶことになります。選考期間ではリサーチの完成度は選考基準の一部であり、リサーチを行う際の姿勢・取り組み方も重視します。これによりその後のManaiで研究が行えるかどうか、その基礎力を確認します。
- リサーチ内容は自分で決めることができますか?
- はい。自分の興味、グループでの議論、解決すべき課題へのアプローチを検討し、メンターと相談の上、生徒が選択します。
- 選考期間は他の学校に通いながらリサーチに参加できますか?
- はい。他の中学・高校に所属している生徒は放課後や土曜・日曜を利用しManaiカリキュラムに参加します。
- 選考に落ちた場合、どうなりますか?
- Manaiへの正式入学とはならない為、それ以降のカリキュラムを継続して受講頂くことは出来ません。
メンタリング
- メンターはどの様な人がなるのですか?メンターと合わなかった際に交代は可能ですか?
- メンターは、生徒の興味のある学問領域などを基に、マッチングします。加えて、外部のメンターを探し、マッチングする事もあります。基本的には交代は行いませんが、特殊な事情が発生した場合には、協議により検討いたします。
- メンターにはどのようなことを聞けますか?
- メンターは研究を進めるにあたってのあらゆる助言を行います。リサーチの検証・考察から、関連するワークショップの選択、実験プログラムでのレポートに不足している知識補完のためのオンライン講座の紹介など幅広くサポートします。また外部提携機関の調査や関係づくりを手伝うこともあります。
- 進学や就職についても聞けますか?
- メンターは、興味や研究内容に合わせて進むべき進路や研究室への紹介について相談に応じます。心配や悩み事も含めて幅広く相談できる存在です。
カリキュラム
- 一般的な学校の様な授業はありますか?
- 同じ場所に1箇所に集まって、同じ時間に、教師が生徒に対して一方通行で知識を伝えるような授業はありません。主軸となる各々のリサーチに関連したものや、また生徒の興味の対象となる内容のワークショップを幅広く設置します。生徒がワークショップを立ち上げられる仕組みも予定しています。
- 課外活動はありますか?
- はい。多くの課外活動を見学や実習含め準備しています。また生徒から発案のあった課外活動をどんどん取り入れていく計画です。
- 体育や音楽の授業はありますか?
- 選択制のワークショップとして設置する予定です。
- 研究はどこでやるのでしょうか?
- 基本的には東京・市ヶ谷のManai BASEにて行いますが、研究内容によっては提携研究機関や、郊外の合宿所で集中的に研究を行います。
“Senpai”制度
- “Senpai”からのサポートが受けられなくなることはありますか?
- 基本的には、サポートが受けられなくなる事はありませんが、生徒の取り組み状況が著しく適切でないと判断した場合には、“Senpai”対象から外れる事もあります。
- “Senpai”には会えますか?
- はい。“Senpai”はそれぞれの持つ特性に応じて生徒との接点を持ちます。日常の悩みや疑問にメールやチャットツールで答えたり、リサーチや学びの場で一緒になる事もあれば、実際の研究室や企業でのインターン的な活動、それ以外にも交流の機会を様々に提供する予定です。
- “Senpai”にはどのようなことを聞けますか?
- “Senpai”の役割は、支援生との交流や学びのための財政支援、ネットワークの提供です。人生の先輩として進路等についても相談ができます。
修了後
- 卒業はいつになるのですか?
- 選考期間開始から3年間のカリキュラムとなるため、2019年9月に選考に参加し2020年4月に正式入学する生徒は2022年7月末の修了となります。
- 高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)取得のサポートはできますか?
- Manaiの中で受験対策は実施しませんが、関連する情報提供やスケジュールの調整などの希望や相談には随時応じます。生徒のリサーチが中心になるように時間効率を最大化出来るようにスタッフがサポートを行います。
通学
- 地方からでも入学できますか?
- 2019年9月生に関しては、基本的には通学可能圏内にお住いの方を対象としています。将来的には、地方や海外の生徒を受け入れられる生活施設を展開していく計画です。
- 他の提携機関に通学することも出来ますか?
- 東京・市ヶ谷のManai BASE以外の提携機関等は、常用としてではなく集中的にリサーチに取り組む際や合宿などに使用します。その為、基本的な通学先としては、東京・市ヶ谷のManai BASEになります。
「才能は社会が育てるもの、
そして活動を通じて社会に還元されるもの」
という趣旨に賛同し、志を同じくする“Senpai”(先輩)達が生徒の活動を支えます。
選考期間を経てManaiへ入学した生徒には“Senpai”がつきます。
“Senpai”は、社会において様々な分野で自分より先を歩むものとして、生徒の活動を導きます。
具体的な“Senpai”の役割として、
- 支援生との交流関係
- 学びの為の財政支援
- ネットワークの提供
“Senpai”は、才能あふれるManai生の成長を見守りながら、様々な国や地域のコミュニティを拡張し、生徒との触れ合いを通じて事業拡大や社会貢献の協働機会を得ることが出来ます。
生徒達にとっても、多感な時期に一緒に悩み、時に助けられた“Senpai”との関係を一生の宝として大切にすることになると信じています。